フィルムコンデンサの製造、販売、電子部品の研究開発

当社は１９６５年に世界で初めてポリプロピレンフィルムコンデンサの製品化に成功、ポリプロピレンフィルムを誘電体としたフィルムコンデンサの専業メーカーとして製造・販売を進めて参りました。

昭和～平成にかけては、主にブラウン管テレビ・モニター用途を中心に取り組み、フラットパネル化への移行期にも対応、２０００年以降はポリプロピレンフィルム材料自体も高温対応化・薄膜化が進み、高温環境下での使用範囲が拡大・小型化の実現が可能となりました。
インバータ化が急速に進むことで、小型・高耐圧・高周波・高温対応品のラインナップを進め、ポリプロピレンの持つ低損失特性と高温使用領域での使用可能という優位性を発揮できる分野へも拡大、長らく取り組んで参りました産業機器分野や音響分野にも新製品の投入を継続し、照明・映像・音響・家電用途を主力としたモノづくりを続けながら再生可能エネルギーなどの分野にも対応できる製品のラインナップを取り揃えて参りました。

令和に入り、国際品質マネジメントシステム「ＩＡＴＦ１６９４９」を取得、車載用途品の量産開始を果しており、更なる分野での各種用途に活用いただける製品のラインナップ充実に引き続き取り組みを進めているところです。

長野・マレーシアの２拠点での生産・販売体制を維持しながら、お客様の要求にお応えするために、カスタム設計を主軸とした製品開発にも引き続き取り組んでいるところです。これからもお客様のニーズにお応えできるモノづくりを目指して参ります。