よくあるご質問(FAQ)
- THT-Bシリーズ用センサのケーブルは延長可能ですか?
- 新品製品の出荷時に校正証明書は添付されますか?
- 出荷検査データを、後追いで校正証明書に記載することはできますか?
- AC100Vの電源しか取れない現場で、温湿度計や温湿度変換器を使用することは可能でしょうか?
- 化学物質を含む雰囲気下での温湿度計の利用について
- 鏡面冷却式露点計DewStarシリーズを使用する際のサンプリング配管は、どのようなタイプを使用すべきか?
- 電気式湿度センサを用いた高湿度測定時の注意点について
- DewStar S-2シリーズ測定露点が-60℃DP以下で安定しないときのトラブルシューティング
- シリアル通信仕様ソフトウェアと計測器との通信・接続がうまくいかない
- 廃番となったHAOシリーズ(HA3911など)はWindows7以降のOSで使用できますか?
製品に関して
THT-Bシリーズ用センサのケーブルは延長可能ですか?
カタログ記載の標準長さ以外に、特注で3mに延長可能です。
ノイズの影響を受けやすくなるため、3m以上の延長は承っておりません。
新品製品の出荷時に校正証明書は添付されますか?
校正証明書は添付されません。ご購入いただいた製品に校正証明書が必要な場合、別途、校正作業ならびに校正証明書をご注文いただくようお願いいたします。詳細は、お問合せください。
出荷検査データを、後追いで校正証明書に記載することはできますか?
出荷検査データを後追いで校正証明書に記載し、発行することはできません。新規に製品をご購入いただき、当社出荷後に校正証明書が必要となった場合、別途、校正作業ならびに校正証明書をご注文いただき、製品を当社までお送りください。校正作業を実施の上、校正証明書を発行いたします。
AC100Vの電源しか取れない現場で、温湿度計や温湿度変換器を使用することは可能でしょうか?
可能です。スイッチング電源やACアダプタを、各種アクセサリやオプションとして豊富にご用意しております。
詳しくは、当社までお気軽にお問い合わせください。
化学物質を含む雰囲気下での温湿度計の利用について
電気抵抗式、静電容量式に代表される電気式湿度センサは、感湿部に高分子を採用しており、不活性でないガスを含む雰囲気下での使用には適しておりません。水分子以外の物質が感湿部に影響を与える可能性があり、短期間での特性変化や故障のリスクが高くなります。
鏡面冷却式露点計では、接ガス部や鏡面の耐腐食性向上加工を施すことで、化学物質を含む雰囲気での湿度(露点)計測を可能にしています。実績として、アンモニアを含む金属加工用の炉内雰囲気での連続計測が挙げられます。
電気式湿度センサ、鏡面冷却式露点計、いずれの場合も含まれる物質の種類や量、濃度、環境など様々な因子が製品性能や計測行為に影響を与える可能性があります。詳しい仕様検討等は、お問い合わせください。
鏡面冷却式露点計の製品情報はこちら
鏡面冷却式露点計DewStarシリーズを使用する際のサンプリング配管は、どのようなタイプを使用すべきか?
周囲温度よりも高い露点
SUS304、SUS316配管をご利用ください。周囲温度より高い露点を計測する場合、サンプリング配管にヒーターを巻いて、結露予防対策を施す必要があります。ヒーターは想定以上に高温まで上昇する場合があります。SUSであれば1400℃前後までは融解せず、加熱に対する安全性を高く保つことが可能です。
-30℃〜周囲温度露点
SUS304、SUS316が望ましいですが、フッ素系樹脂チューブも使用可能です。配管や継手からリークの無い配管系となるようご準備ください。シリコンや塩ビは、水分子を透過したり、吸水したりするため、露点計測には適しません。
-30℃以下の低露点
SUS304、SUS316配管をご利用ください。特に、50℃以下の領域では、鏡面加工を施したSUS配管をご利用ください。フッ素系樹脂チューブは、水分子を透過することがあり、水分量が少ない低露点域では微量の透過でも露点計測へ大きな影響を及ぼす場合があります。
電気式湿度センサを用いた高湿度測定時の注意点について
高湿度の測定では、結露対策を含めて測定系を適切に設置、管理する必要があります。電気式湿度センサには、電子部品が搭載されており、結露の起こる環境での測定には適さず、また故障の原因となることがあります。
結露予防の代表的な注意点として、次のような内容が挙げられます。
- 湿度センサ測定部の2/3以上を測定環境へ投入する。
- 測定環境を徐々に温めるなどして、急な温度変化が湿度センサに生じないようにする。
- 測定環境に投入されている部分と、外に露出している部分の温度差を小さくする。
- 測定終了後には、乾燥空気を流し、湿度センサを乾燥させる。
特に、相対湿度が90%rhを超えるような環境では、微妙な温度変化により、結露が発生することがあります。測定系の温度が安定していることも結露を予防する上で非常に大切なポイントとなります。
結露が想定されるような測定環境では、電気式湿度センサではなく、鏡面冷却式露点計DewStarシリーズを用いることで、より手軽かつ高精度な測定を実現することが可能です。
DewStar S-2シリーズ測定露点が-60℃DP以下で安定しないときのトラブルシューティング
DewStar S-2シリーズを用いて露点-60℃DP以下の低い露点を測定する際、測定値が安定しない、安定するまでに時間がかかる、といった問い合わせをいただくことがあります。低露点測定時の現場でできるトラブルシューティングを示します。
サンプリング配管の接続と継手の締め具合を確認してください
サンプリング配管がしっかりと接続されていない場合や継手に緩みなどがある場合、リークの原因となります。低露点域では、一般的な環境に含まれる水分量でも、その測定値に大きな影響を与えることがあります。配管素材も、水分を透過しないSUS素材を推奨します。
COOLボタンを押して、鏡面温度を限界まで低くしてください
-60℃DPという露点は、非常に少ない水分量(水蒸気圧)を意味します。水分量が少ないが故に、DewStarでの露点計測に不可欠な鏡面上の霜の形成に時間がかかることがあります。安定や鏡面温度の低下に時間がかかる場合、モニタ上のCOOLボタンを押して鏡面上を強制冷却してください。
露点温度以下まで鏡面を冷やす事で、鏡面上の霜を大きめに形成し、その後DewStarが、霜ができるかできないかのギリギリの鏡面温度 = 露点(霜点)を計測する制御を行います。
水冷チラーの水温確認
DewStar
S-2を用いて-65℃DP以下の露点、もしくはS-2設置環境の温度より90℃以上低いと想定される露点(たとえば、30℃の環境で-60℃DP以下の露点)を計測いただく場合、鏡面冷却用モジュールの冷却補助のために、水冷チラーの使用をお願いしています。
水冷チラーの水温は、10℃に設定されていることを確認してください。
シリアル通信仕様ソフトウェアと計測器との通信・接続がうまくいかない
PCのCOMポート設定が原因として考えられます。
Windows 7でのCOMポートの確認・設定方法はこちら