コンデンサとは、静電容量により電荷を貯めたり放出できる電子部品です。直流電流を遮断し交流電流を通過させる、周波数の高い交流程通過しやすい等の性質があり、平滑、共振、カップリング、デカップリング、フィルター、スナバ等の用途で使用されます。
神栄は1965年、世界で初めてPPフィルムコンデンサの開発に成功。以来、優位技術のもと映像・照明・音響の各市場に進出し、小型化・高性能化ニーズに応える多様な製品を供給してきました。
また生産においては長野・マレーシアの2拠点体制を構築し、高性能品から普及品まで世界レベルで適地生産・適地販売を推進。
電子重要部品として製品開発が進むコンデンサ分野で、競争力ある事業を展開しています。
家電分野では省電力化が可能なインバータを搭載した製品が主力になろうとしています。
神栄は各種機器のインバータ化に対応し、高周波・大電流で、しかも高耐熱を実現した回路用PPフィルムコンデンサを業界で初めて開発。
照明機器やスイッチング電源などの分野で需要の増大を見込むほか、デジタル化に対応したコンデンサの開発も進めています。