神栄について
ABOUT SHINYEI神栄の歩み
HISTORY3世紀にまたがり世界を知り抜いてきた神栄。これまでの神栄の歩みをご紹介します。
1887年
明治中期の神戸港
神戸生糸市場開設のため、姫路第三十八国立銀行の幹部が中心となり「有限責任神榮会社」を創立。
- 1887年(明治20年)5月
- 時代の主力輸出品であった生糸およびその付属品の貿易を目的として、摂津国神戸区（現・神戸市中央区）栄町通に資本金15万円で「有限責任神榮会社」を創立。
- 1893年(明治26年)6月
- 株式会社に改組し、商号を「神榮株式会社」に変更。
- 1893年(明治26年)10月
- 1890年（明治23年）制定の旧商法に基づく会社として認可される。
1900～10年代
昭和初期の製糸工場
生糸産業の発展のため、製糸会社の規模拡大による品質の向上・均一化と効率化を提言。
また経営の多角化に取り組む。
- 1902年(明治35年)3月
- 横浜支店長が「生絲整理論｣を発表し、製糸業界の再編に貢献。
- 1915年(大正4年)4月
- 貿易部を新設し、繊維・雑貨などの輸出を開始。
1920～30年代
製糸部の製品
生糸取扱量で日本トップの企業に（25年）。また製糸業へ進出し、国内有数の製糸会社へと発展。
- 1925年(大正14年)5月
- 神戸生糸市場の開設や生糸取扱量の増大に伴い、商号を「神榮生絲株式会社」に変更。
- 1928年(昭和3年)5月
- 製糸業に進出。
- 1929年(昭和4年)6月
- 対米生糸輸出の拠点としてニューヨーク支店を設置。
1940～50年代
コンデンサ生産ライン
新規事業としてコンデンサの製造を開始。
各証券取引所に株式を上場。
また中国との貿易を開始し、対中国取引高国内4位の地位を得るまでに拡大（55年）。
- 1943年(昭和18年)5月
- 戦時統制下における蚕糸業の衰滅に伴い、商号を「神栄實業株式会社」に変更。
- 1943年(昭和18年)9月
- 電機部品分野に進出し、コンデンサの製造を開始。
- 1947年(昭和22年)3月
- 蚕糸業の再開に伴い、商号を再び「神栄生絲株式会社」に変更。
- 1947年(昭和22年)8月
- 制限付き民間貿易再開に伴い、貿易業を再開。
- 1948年(昭和23年)9月
- 関東地区における事業拡充を図るため、東京支店を開設。
- 1949年(昭和24年)5月
- 東京・大阪の両証券取引所に株式を上場。
- 1952年(昭和27年)6月
- 日中民間貿易協定の調印後、直ちに中国貿易の開始を決定。
- 1959年(昭和34年)2月
- 対米国取引を一層拡充するため、ニューヨークに現地法人Shinyei Company, Inc.を設立。
1960～70年代
落花生
中国より「友好商社」の指定を受ける。
落花生などの取扱量増加。
高感度湿度センサの開発に成功。
また冷凍野菜の輸入を開始。
- 1961年(昭和36年)12月
- 中国より「友好商社」の指定を受ける。
- 1965年(昭和40年)4月
- ポリプロピレンフィルムコンデンサを開発。
- 1966年(昭和41年)8月
- 経営規模の拡大による事業の安定と拡充を図るため、子会社である神栄電機(株)と大分製絲(株)を吸収合併し、商号を「神栄株式会社」に変更。
- 1967年(昭和42年)4月
- 新本社ビルを神戸市生田区（現・中央区）京町に竣工。
- 1970年(昭和45年)1月
- 繊維事業の拡充を図るため、大阪支店を開設。
- 1970年(昭和45年)11月
- 業界初の金属酸化物型湿度センサを開発。
- 1971年(昭和46年)
- 日本ではじめて中国から冷凍野菜の輸入を開始。
- 1978年(昭和53年)3月
- 湿度計測の性能を飛躍的に向上させた高分子湿度センサを開発。
- 1979年(昭和54年)5月
- 米国における新会社として、ニューヨークに現地法人Shinyei Corp. of Americaを設立。
1980年代
当時の神戸テクノセンター
製糸業から撤退。
会社創立100周年を迎え、創業2世紀目へ船出。
また電子分野強化のため中央研究所を開設。
- 1983年(昭和58年)3月
- 生糸の製造を中止し、製糸業から撤退。55年間にわたる事業に終止符。
- 1985年(昭和60年)9月
- 電子部品・基板の組立加工事業を行うため、九州シンエイ電子(株)を設立。
- 1987年(昭和62年)5月
- 会社創立100周年を迎える。
- 1987年(昭和62年)11月
- 建築資材販売に特化した事業運営を行うため、エスケー建材工業(株)を設立。
- 1989年(平成元年)6月
- 電子事業の研究開発拠点の中核とするため、神戸市西区の神戸ハイテクパーク内に中央研究所「神戸テクノセンター」を開設。
1990年代
マレーシア現地法人本社・工場
海外でのコンデンサ製造を開始。
また阪神・淡路大震災により本社ビルが倒壊、その後再建。
- 1992年(平成4年)1月
- 東南アジアにおけるコンデンサの製造拠点として、マレーシア・ジョホール州に、現地法人Shinyei Kaisha Electronics (M) SDN. BHD.を設立。
- 1995年(平成7年)1月
- 阪神・淡路大震災により本社ビルが倒壊。
- 1996年(平成8年)4月
- 中国への香港返還を見据え、全社的な営業拠点として、香港支店を開設。
- 1997年(平成9年)10月
- 中国における事業拡大のため、現地法人神栄（上海）貿易有限公司を設立。
- 1998年(平成10年)1月
- 米国におけるコンデンサの販売を強化するため、サンディエゴに現地法人Shinyei Electronics Corp. of Americaを設立。
- 1998年(平成10年)3月
- 神戸市中央区京町の元地に新本社ビルを再建。
- 1998年(平成10年)7月
- 液晶ディスプレイ装置製造のため、エスケー電子(株)を設立。
- Shinyei Corp. of AmericaおよびShinyei Electronics Corp. of Americaの米国持株会社として、デラウエア州に現地法人Shinyei USA Corp.を設立。
- 1999年(平成11年)11月
- 製造・販売・技術を一体化したコンデンサ事業の統括会社として、神栄コンデンサ(株)を設立。
2000年代
神栄グループ R&Dセンター
M&Aによる各分野の事業領域拡大や組織再編による企業体質強化を推進。
また研究開発拠点「神栄グループR&Dセンター」を開設。
- 2000年(平成12年)12月
- 物資事業の領域拡大のため、建築金物販売事業を営む(株)新協和をグループ化。
- 2001年(平成13年)2月
- 電子事業の領域拡大のため、試験機および測定機器の製造・販売事業を営む吉田精機(株)をグループ化。
- 2002年(平成14年)4月
- 建材事業をエスケー建材工業(株)に統合し、商号を神栄マテリアル(株)に変更。
- 2003年(平成15年)2月
- 物資事業の領域拡大のため、生活雑貨販売事業を営む藤倉商事(株)をグループ化。
- 2003年(平成15年)3月
- グループ知的資産をサービス・コンサルティングに活用するため、神栄ビジネスエンジニアリングサービス(株)を設立。
- 2003年(平成15年)12月
- 米国事業再編のため、Shinyei USA Corp.がShinyei Corp. of AmericaおよびShinyei Electronics Corp. of Americaを吸収合併し、商号をShinyei Corp.of Americaに変更。
- 2007年(平成19年)4月
- 電子事業再編のため、九州シンエイ電子(株)が神栄コンデンサ(株)、エスケー電子(株)および吉田精機(株)を吸収合併するとともに、当社より電子機器事業を譲り受け、商号を神栄テクノロジー(株)に変更。
- 2008年(平成19年)1月
- 事業拡大に伴い、藤倉商事(株)が商号を(株)エヌシーディに変更。
- 2008年(平成20年)7月
- 物資事業の再編に伴い、神栄マテリアル(株)が神栄ビジネスエンジニアリングサービス(株)を吸収合併し、商号を神栄ビジネスサービス(株)に変更。
- 2009年(平成21年)3月
- グループの研究開発拠点として、「神戸医療産業都市」の中核地である神戸市中央区のポートアイランド（第2期）に「神栄グループR&Dセンター」を開設。
- 2009年(平成21年)8月
- 繊維事業の領域拡大のため、アパレル小売事業を営む丸岡商事(株)をグループ化。
2010年代～
西アジアにおける地すべり対策工事
食品事業の中国・東南アジア市場進出、物資事業の西アジア・北中米市場進出などグローバル化を推進。
- 2010年(平成22年)2月
- 農業および国産生鮮カット野菜の加工・販売事業に参入するため、神栄アグリフーズ(株)を設立。
- 2011年(平成23年)2月
- 電子業界の環境変化に対応し、神栄テクノロジー(株)のコンデンサ事業を独立させるため、神栄キャパシタ(株)を設立。
- 2011年(平成23年)11月
- 物資事業の再編に伴い、神栄ビジネスサービス(株)が(株)エヌシーディを吸収合併し、商号を神栄リビングインダストリー(株)に変更。
- 2012年(平成24年)2月
- 中国国内における冷凍食品等の販売のため、現地法人神栄商事（青島）貿易有限公司を設立。
- 2013年(平成25年)12月
- 農業関連事業の研究・開発を行うため、神栄アグリテック（株）を設立。
- 2014年(平成26年)3月
- 食品事業の再編のため、神栄アグリテック(株)が神栄アグリフーズ(株)の農業事業を吸収分割により承継。
- 2014年(平成26年)11月
- 繊維業界の環境変化に対応し、機動的に事業を推進するため、神栄ライフテックス（株）を設立。
- 2015年(平成27年)2月
- 落下・衝撃試験機および鉄道用計測器事業を拡大するため、神栄テストマシナリー(株)を設立。
- 2015年(平成27年)4月
- 繊維事業を拡大し、また開発・提案機能を強化するため、レッグウエア販売事業を営む(株)グランディをグループ化。
- 九州・沖縄地区の商圏拡充のため、福岡支店を開設。
- 2015年(平成27年)7月
- 繊維事業の再編のため、神栄ライフテックス(株)が丸岡商事(株)のアパレル小売事業を吸収分割により承継。
- 東南アジアにおける食品事業の拡大のため、タイ王国バンコク市に現地法人Shinyei (Thailand) Co., Ltd.を設立。
- 2015年(平成27年)9月
- 農業事業を営む神栄アグリテック(株)の本社として、また農業関連事業の研究開発拠点として、福井県あわら市に「神栄グループあわら農業センター」を開設。
- 2017年(平成29年)4月
- 繊維事業の再編のため、神栄ライフテックス(株)が(株)グランディを吸収合併。
- 既存事業にとらわれない新たな事業展開を図るため、(株)新協和が商号を神栄ホームクリエイト(株)に変更。
- 2019年(令和元年)10月
- 電子事業における計測機器事業統合のため、神栄テクノロジー(株)が神栄テストマシナリー(株)を吸収合併。
- 2019年(令和元年)11月
- 繊維事業の再編のため、神栄ライフテックス(株)のアパレル卸売事業およびテキスタイル事業を当社に移管。
- 2021年(令和3年)4月
- 中国現地法人統合のため、神栄商事（青島）貿易有限公司が神栄（上海）貿易有限公司を吸収合併。
- 2021年(令和3年)8月
- 神栄アグリテック(株)の全株式を神栄グループ外に譲渡。
- 2022年(令和4年)1月
- (株)メディパルホールディングスを割当先とする第三者割当による新株発行により、資本金が19憶80百万円から20億65百万円に増加。
- 2022年(令和4年)4月
- 東京証券取引所の市場区分変更により、市場第一部からスタンダード市場に移行。
- 2022年(令和4年)5月
- タイ現地法人Shinyei (Thailand) Co., Ltd.の営業を終了し、日本における冷凍食品輸入販売事業拡大のための仕入拠点としてバンコク事務所を開設。